「今年【6月9日】大麻のロック解除  100万本を配布」タイ政府ではなく個人の発言?「ヘンプ」「マリファナ」の違いをまとめ “9 มิ.ย.” นี้ ปลดล็อคกัญชา แจก 1 ล้านต้น

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【今回の役立つ単語】กัญชา=大麻、マリファナ、แจก=配布する

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「今年【6月9日】大麻のロック解除  100万本を配布」

““9 มิ.ย.” นี้ ปลดล็อคกัญชา แจก 1 ล้านต้น”

  • มิ.ย.=มิถุนายน=6月
  • ปลด=解放する
  • ล็อค=Lock
  • กัญชา=大麻、マリファナ
  • แจก=配布する
  • 1 ล้านต้น=1万本(ต้น=*木の類別詞)


ล่าสุด เพจ อนุทิน ชาญวีรกูล รัฐมนตรีว่าการกระทรวงสาธารณสุข โพสต์ข้อความ ยืนยันใน ‘นโยบายกัญชา’ ของพรรคภูมิใจไทย ว่า หลังจากวันที่ 9 มิถุนายน การปลูกกัญชา การใช้กัญชา ในหมู่ประชาชน จะสามารถทำได้อย่างไม่ผิดกฎหมาย ผ่านการจดแจ้ง และเป็นไปตามเงื่อนไขของรัฐ รวมถึงจะมีการแจกกัญชา 1 ล้านต้นด้วย

  • ล่าสุด=最近
  • เพจ=Page(Facebook)
  • อนุทิน ชาญวีรกูล=アヌティン・チャーンウィーラクーン氏
  • รัฐมนตรีว่าการ=大臣
  • กระทรวงสาธารณสุข=公衆衛生省
  • โพสต์=Post
  • ข้อความ=メッセージ
  • ยืนยันใน=主張する
  • ‘นโยบายกัญชา’=「大麻政策」
  • พรรคภูมิใจไทย=プームジャイタイ党(タイ名誉党)
  • ว่า=望む
  • หลังจากวันที่ 9 มิถุนายน
  • การปลูก=栽培
  • การใช้กัญชา
  • ในหมู่ประชาชน=人々の間で
  • สามารถ=可能となる
  • ไม่ผิดกฎหมาย=違法でない(กฎหมาย=法律)
  • ผ่าน=通して
  • การจดแจ้ง=発表
  • เงื่อนไข=条件
  • รัฐ=国、政府
  • รวมถึง=に含む

最近 公衆衛生大臣アヌティン・チャーンウィーラクーン氏は自身のページで、6月9日以降にプームジャイタイ党の「大麻政策」で人々の間で大麻栽培、大麻使用を可能とすることを確認し、また公表により違法でないものとし、国の条件に従って大麻100万本を配布を含むメッセージを投稿しました。

今回の記事(2022年5月10日 Chiangmainews)では、2022年5月10日にタイ副首相兼公衆衛生大臣のアヌティン氏が自身のFacebookで6月9日の大麻解禁時に100万本の大麻を配布するとの投稿したという話です。

アヌティン氏の投稿 100万本配布の意味

2022年5月7日、タイ副首相兼構成衛生大臣であるアヌティン氏自身のFacebookにて自身が党首を務める「プームジャイタイ党」(พรรคภูมิใจไทย)の「大麻政策」について言及し、2022年6月9日の大麻解禁に合わせて100万本の大麻を配布したい意向を投稿しました。

今回の投稿では大麻は一部の企業が独占して製造・販売するものではなく、誰もが平等に大麻からの収入を得ることが出来き、酒のような販売権を競売で売買するようなこともないことを強調しています。

また投稿の中では大麻入りのローストチキンを引き合いに出し、法律に従い許可を得れば誰でも1つ300バーツで販売できると説明をしています。商品として販売する場合はFDAへの届け出も必要であるとしています。

【リンク画像:アヌティン氏のFacebook】

【ニュース深堀り】

大麻の種類「ヘンプ」「マリファナ」について

大麻」といっても大きく2つ「ヘンプ(กัญชง)」と「マリファナ(กัญชา)」があります。
*タイの記事では「マリファナ」のกัญชาが通常使用されています。

2020年の法改正で大麻から抽出物にTHCの含有率が 0.2%以下のものは薬物法 第5種の禁止薬物から除外されるようになり、その利用が進んでいます。しかし、THCを多く含む花序・種子から抽出物については現在も禁止薬物となっています。

ヘンプ」「マリファナ」の特徴の違いについて、以下タイ科学教育センターのサイトからの情報をまとめました。(関連記事)

*1: THC(テトラヒドロカンナビノール):精神作用あり。気分、記憶、感情に影響を与え、リラックスした気分、陶酔感、食欲を感じさせ、吐き気を軽減する

*2: CBD(カンナビジオール):精神作用なし。痛み・炎症を抑え、けいれんを減らし、不安を軽減する効果あり

【画像:大麻であるヘンプとマリファナの特徴の違い】
Hemp Marijuana
【画像引用:https://sciplanet.org/content/8707】

まとま、感想

現在の日本語の報道ではタイ政府のや公衆衛生省の発表とのありましたが、今回の100万本配布の報道はアヌティン氏の「プームジャイタイ党」として発表で、何ら正式な発表ではないことが分かりました。

2022年6月9日より大麻の栽培が届け出をすることで家庭でも栽培でき、医療用として利用することができるようになります。ただ、THCの含有量が大麻の部位により異なり、0.2%の基準値を超える部位をどう管理・規制していくのかは疑問です。

正式に100万本の配布がされるかどうかについては別途政府からの発表があるかもしれませんが、メインとしては現在の通り医療や食品・化粧品などへの利用となり、一般商店や家庭での栽培や利用がどの程度進んでいくのかは疑問なところです。

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