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“หรือจะซ้ำรอย ? หาก “พิธา” ถูกสั่งยุติปฏิบัติหน้าที่ ส.ส.”
- หรือจะซ้ำรอย ?= また繰り返されるのか?(ซ้ำรอย=繰り返す)
- หาก=もし
- “พิธา”=ピター氏(พิธา ลิ้มเจริญรัตน์)
- ถูกสั่ง=命じられる
- ยุติ=停止
- ปฏิบัติหน้าที่=職務
- ส.ส.=下院(สภาผู้แทนราษฎรไทย)
อาจจะซ้ำรอยทั้งกรณี “ธนาธร-ถือหุ้นสื่อ” และ “พล.อ.ประยุทธ์-ปมนายกฯ 8 ปี” รวมกันใน “พิธา-หุ้นสื่อ itv” หากศาลรัฐธรรมนูญรับคำร้องและมีคำวินิจฉัยให้ยุติหน้าที่ ส.ส. หลากหลายฉากทัศน์ที่กำลังจะเกิดบนเส้นทางตำแหน่งนายกรัฐมนตรีของ “พิธา ลิ้มเจริญรัตน์”
- อาจจะ=かもしれない
- ทั้ง=すべての
- กรณี=場合、ケース
- “ธนาธร-ถือหุ้นสื่อ”=タナトーンのメディア株保有(หุ้น=株)
- “พล.อ.ประยุทธ์-ปมนายกฯ 8 ปี”=プラユット将軍の首相任期8年(นายกฯ=首相)
- รวมกันใน=に混ぜる
- “พิธา-หุ้นสื่อ itv”=ピターの itvメディア株
- ศาลรัฐธรรมนูญ=憲法裁判所
- รับคำร้อง=請願を受理する(คำร้อง=請願)
- คำวินิจฉัย=裁定
- ให้ยุติหน้าที่ ส.ส.=下院議員の職務停止させる
- หลากหลาย=様々な
- ฉากทัศน์=景色、シーン
- กำลังจะ=しようとする
- เกิด=起こる
- บน=上で
- เส้นทาง=道
- ตำแหน่ง=地位
- นายกรัฐมนตรี=首相
- “พิธา ลิ้มเจริญรัตน์”=ピター・リムジャロェーンラット
「タナトーン のメディア株を保有」と「プラユット将軍の首相任期8年」に「ピターのメディアitv株」を含め、それらのケース繰り返されるかもしれない。もし憲法裁判所が請願を受理し、下院議員の職務を停止する裁定を下した場合、首相を目指す「ピター・リムジャロェーンラット」には様々なシナリオが引き起こされる可能性がある。
今回の記事(2023年7月12日 ThaiPBS)は、2023年7月13日にタイ議会で実施される首相選挙を前に、タイ選挙管理委員会が憲法裁判所へ首相候補であるピター氏が保有する「メディア株」が選挙上違憲であるかの裁定をするよう請願したことを受け、これがピター氏が首相になることにどのような影響があるかという話です。
1.タイ選挙管理委員会の請願書
2023年7月12日、タイ選挙管理委員会(กกต.=สำนักงานคณะกรรมการการเลือกตั้ง)はピター氏の国会議員資格に関する裁定を求める請願書をタイ憲法裁判所に提出しました。
請願書の内容はピター氏がメディア会社 ITV Public Company Limited บริษัทไอทีวี จำกัด (มหาชน) の株式 42,000株を保有しており、憲法第101条(6)および第98条(3)に従い、国会議員、前進党および首相候補者のリストからの削除、または国会議員の職務停止を求めるものでした。
2.タイ憲法裁判所の対応
2023年7月12日、タイ憲法裁判所はタイ選挙管理委員会が提出した請願書の受理・不受理を検討しないことを明らかにしており、現状では7月13日の首相選挙には影響はありません。
仮にタイ憲法裁判所が請願書を受理し、メディア株を保有していることを知って選挙に立候補した行為と認定されて違憲あると裁定した場合、ピター氏は20年間の政治活動が剥奪されることになります。
3.首相選挙への影響
タイ首相は憲法第158条(3)によると首相は下院議員、またはそうでない人でも下院で同意を得た人物から任命され、憲法第158条で承認されるとしています。つまり、首相は国会議員である必要はありません。
これにより、仮に憲法裁判所が選挙管理委員会からの請願書を受理する、受理しないに関わらずピター氏は首相に示され投票を受ける権利を持ち続けることができます。
これはプラユット将軍が2022年9月30日時点で首相任期8年を迎えたにも関わらず、裁定が出るまで職務を継続したケースと同じです。
4.首相選挙の最悪のシナリオ
先日タイ下院議長に選出された国民国家の党のワンノー党首(วันนอร์)は 首相選挙を2023年7月13日午後5時から開催することを宣言しました。
最悪のシナリオは 首相選挙日当日、憲法裁判所がメディア株保有に絡む選挙行為を違憲と裁定を発表し、ピター氏が国会議員としての職務を停止させらた場合、首相選挙にも参加できなくなるということです。
【ニュース深堀り】
首相任命のルール
「前進党」の党首ピタ―氏がタイ首相となるには 現在の法律では下院500議席と上院の250議席を合わせた750議席の過半数 376議席の賛成を得る必要があります。
現在の法律は2017年4月に当時の政府が改正したもので以前は下院500議席のみの議決で首相を決定可能でした。
今回前進党との連立政権に調印した8党が獲得した議席数は312議席。上院から64議席の賛成が必要となります。現在の上院議員は2014年のクーデター後に現在の政府の指名により選出されており、多くの軍幹部や警察幹部で含まれています。
また前進党が党の公約として掲げる刑法112条(不敬罪)の変更について反対する上院議員は多く、今までの上院議員への交渉の成果がどう出るかも分からない状況です。
今回7月13日で首相選挙で首相が決定されない場合、後日数回の首相選挙を開催することになっており、次回は7月19日です。
【首相選挙日程 2023年7月13日 17:00-】
*関連記事より引用
まとめ、感想
タイでは2014年のクーデーターから続く現在の軍事政権から、2023年5月23日に実施された選挙により、ようやく民主主義的な方法で首相が選ばれる可能性が巡ってきました。
タイ国内の民意は今年5月の総選挙に明らかに反映されており、今回の首相選挙についてタイ憲法裁判所、および上院議員がどれだけ民意を組んだ対応をするのかが注目されています。
もし、タイ国民の期待通りに進まず、最悪のシナリオとなった場合にタイ国内で何が起こるかはあまり想像したくないところです。
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