「首相指名投票結果:ピター氏は1回目で通過できず」投票結果詳細。上院の棄権票、欠席者多数!次回投票で必要な賛成票は?”ผลโหวตนายก : “พิธา” ไม่ผ่านรอบแรก”

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【今回の役立つ単語】โหวต=Vote=投票、ไม่ผ่าน=通過しない

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「首相指名投票結果:ピター氏は1回目で通過できず」

“ผลโหวตนายก : “พิธา” ไม่ผ่านรอบแรก”

  • ผล=結果
  • โหวต=Vote=投票
  • นายก=首相(นายกฯ)
  • “พิธา”=ピター(นายพิธา ลิ้มเจริญรัตน์)
  • ไม่ผ่าน=通過しない(ผ่าน=パスする)
  • รอบแรก=1回目、初回


“พิธา” ไม่ผ่านโหวตนายกฯ รอบแรก ได้รับความเห็นชอบไม่ถึง 376 เสียง เตรียมโหวตรอบใหม่ 19 ก.ค.นี้

  • ได้รับ=獲得する
  • ความเห็นชอบ=賛成
  • 376 เสียง=376票
  • เตรียม=準備する
  • รอบใหม่=新しい回
  • 19 ก.ค.นี้=今年7月19日(ก.ค.=กรกฎาคม)

ピターは1回目の投票で賛成票376票を獲得できず、次回7月19日の投票に備える。

今回の記事(2023年7月13日 ThaiPBS)は、2023年7月13日に実施された首相指名投票でピター氏は賛成票を過半数の376票獲得することができず、次回の投票日である7月19日に備えるという話です。

「繰り返されるのか?もしピター氏が下院議員の職務停止を命じられたら」7月13日タイ首相選挙!タイ大転換点!最悪のシナリオとは?"หรือจะซ้ำรอย ? หาก "พิธา" ถูกสั่งยุติปฏิบัติหน้าที่ ส.ส."
【タイ】「ピター のメディアitv株」により繰り返されるのか? もし憲法裁判所が請願を受理し、下院議員の職務を停止する裁定を下した場合、首相を目指す「ピター・リムジャロェーンラット」に起こりえる様々なシナリオ。首相選挙での最悪のシナリオとは?

1.第30代首相指名投票

2023年7月13日に第 1 回評議会会議(ระหว่างการประชุมสภา ครั้งที่ 1)が開催され、第30代首相を決める首相指名投票が実施されました。今回首相投票は下院第1党の前進党党首のピター氏のみが首相候補者となりました。

同時午後3時50分頃に下院議長のワン・ムハマド・ノー氏(นายวันมูหะมัดนอร์)により投票開始が宣言されました。

投票は上院 250人、下院 500人の総数750人により行われます。ただし上院議員の1人が辞任したため総数は749人に減少、今回の首相指名に必要な賛成票の過半数は375票となりました。
*タイ語:上院 =สมาชิกวุฒิสภา (ส.ว.) 、下院=สภาผู้แทนราษฎร (ส.ส.)

また、今回の投票では上院議員が43人欠席し、総票数は出席者の705人と発表されています。ただし欠席者の票は無効票となりますが、首相指名に必要な過半数の賛成票の数は変わりません。

投票方式は上院・下院の議員を合わせたアルファベット順(氏名)のリストを作成し、そのリスト順に名前を呼ばれた議員が賛成、反対、棄権を口頭で答える形式です。
*タイ語:賛成= เห็นชอบ、反対= ไม่เห็นชอบ、棄権= งดออกเสียง

2.首相指名投票結果

首相指名投票は約2時間後の午後5時55分に終了し、投票結果は以下ようになりました。

【首相投票結果】上院・下院吟 総票 705票

  • 賛成票:324票(首相に必要な票は375票)
  • 反対票:182票
  • 棄権票:199票


*見出し・ブログ内の画像はすべて参考記事より引用

【上院・下院政党別投票結果】

【上院投票結果】上院議員 総票 206票(議席数250: 1名辞任、43人欠席)

  • 賛成票:13票
  • 反対票:34票
  • 棄権票:159票

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上院議員の欠席者、賛成者、反対者、棄権者の氏名は以下で公表されています。
https://www.thairath.co.th/news/politic/2709384

3.次回の首相指名投票

今回の投票で首相指名に必要な過半数の賛成票が得られなかったため、次回7月19日に2回目の首相指名投票が実施されます。2回目で決まらない場合には3回目の指名投票が実施される予定です。

【ニュース深堀り】

7月13日の首相指名投票の様子を見逃した方は以下より、閲覧することができます。

まとめ、感想

2023年7月13日に行われた1回目の首相指名投票で、残念ながら過半数の賛成票を得ることができず、首相決定は次回の7月19日の2回目の指名投票に持ち越されました。

現在の首相指名のルールにおいて、下院の票数に変更がない場合、今回の上院議員の賛成票13票に54票を加えた67票が必要となります。今回の上院の棄権票159と欠席者43人の合計202人の票を次回の投票でどれだけ獲得できるかが重要なカギとなります。

ただし現時点で刑法112条(不敬罪)の修正を目指すピター氏にとっては非常に困難な状況と言えます。

次回2回目の投票で決定できない場合、3回目の投票が予定されています。それでも結果が出ない場合は、候補者を変えての投票が行われる可能性もあります。また、タイ憲法裁判所が審議している「メディア株保有」問題の裁定も気になります。

このままピター氏が下院の第1党党首でありながら首相に指名されなかった場合、タイ国内で混乱が生じる可能性があります。まずは次回の投票の結果を注視したいと思います。

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