「タイと米国の合同演習【ハヌマーンガーディアン2022】を開始」ロシア-ウクライナ侵攻開始！タイ今後の体制は？株価・金価格が変動！ เริ่มแล้วฝึกผสม ไทย-สหรัฐฯ “หนุมานการ์เดียน 2022″

今回の記事（2022年2月24日 Thai PBS）は、2022年2月24日、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した中、同日タイではタイ・米国合同での軍事演習「ハヌマーンガーディアン2022」を両国から約2,000人の軍隊が参加して開始するという話です。

タイ・米国 合同演習「ハヌマーンガーディアン2022」

記事では、2022年2月24日プラチュアットキリカン県にある歩兵センター（ศูนย์การทหารราบ）で、タイ王国陸軍最高司令官ナロンファン・ジドゲオテ将軍（พล.อ.ณรงค์พันธ์ จิตต์แก้วแท้）とタイ駐在米国大使代理マイケル・ヒュース氏（Michael Heath）の両国軍の司令官が、

両国の合同演習「ハヌマーンガーディアン2022」の開会式にの式典に参加しましたと伝えています。

ナロンファン将軍は、今回の米国との合同演習が11回目となると述べ、個人及び軍隊としての能力向上を期待しています。
＊ロシアのウクライナ侵攻に対する演習ではなく、定期的な訓練です。念のため。

今年の合同演習

今年の合同演習は、2022年2月24日～2022年3月25日まで、プラチュアップキリンカン県とロッブリー県の訓練地域で実施されます。

タイ陸軍の各部隊から1,000人以上の軍隊が参加する予定です。参加するタイ陸軍の各部隊は以下の通りです。

• 陸軍エリア1（กองทัพภาคที่ 1）
• 陸軍エリア4（กองทัพภาคที่ 4）
• 砲兵センター（ศูนย์การทหารปืนใหญ่）
• 陸軍航空センター（ศูนย์การบินทหารบก）
• 陸軍兵器部（กรมสรรพาวุธทหารบก）
• タイ王国陸軍科学部（กรมวิทยาศาสตร์ทหารบก）

米国側の参加規模

米国側は米太平洋陸軍（USARPAC）600人が参加し、以下4つカテゴリに分かれて訓練を実施しするとのことです。

1. 基本訓練
2. 戦略的パラシュート訓練
3. 交換研修
4. フィールドトレーニング（技術・戦略）

【ニュース深堀り】

ロシア侵攻後の対応（タイ空軍）

2022年2月24日のThai PBS（関連記事）では、タイ空軍の発表があり、タイ政府から要請があればタイ空軍はウクライナからタイ人を退避させるために任務を遂行するとしています。

数日前までは、タイ外務省はウクライナからのタイ人退避のために民間のチャーター機を使用するとしていましたが、ロシアがウクライナに侵攻したことにより、現在飛行空域も制限されてしまいました。

軍用機での領域の侵入も危険であるとしながら、タイ空軍は輸送機など準備を進めているとのことです。

タイ株の下落、金価格の上昇

2022年2月24日のThai PBS（関連記事）では、ロシア侵攻後の2月24日の株価、金価格を以下のように伝えています。

タイ株価
2月24日終値　前日から33.73ポイント下落し1,662.72ポイント

金価格　＊1バーツ(15.16g)の価格
2月24日 前日から1,100バーツ上昇　販売価格30,000バーツ、買取価格29,900バーツ

【引用：https://www.intergold.co.th/】＊最新の金価格を確認できます。

まとめ、感想

今朝からのロシアのウクライナ侵攻により、今後世界はどのようになっていくのでしょうか？リスクに敏感なお金はすでに動いているようです。

今回のロシア侵攻に関して、今後のタイでの体制を見るに当たり、タイ首相の表明の記事を探したのですが見つかりませんでした。見つけたら載せたいと思います。- -;)　今回の記事の通り、タイ国軍は米国と親密に行動しているようです。

今後も各国の動きも併せてみていく必要がありそうです。