「タイの電車の運賃を比較 どれがより安く-どれがより高いですか?」各路線の距離、駅数、運賃を徹底比較!”เทียบค่าโดยสารรถไฟฟ้าไทย ใครถูกกว่า-ใครแพงกว่า”

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【今回の役立つ単語】ค่าโดยสาร=運賃、การพิจารณา=検討

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「タイの電車の運賃を比較 どれがより安く-どれがより高いですか?」

  
เทียบค่าโดยสารรถไฟฟ้าไทย ใครถูกกว่า-ใครแพงกว่า

  • เทียบ= 比較する
  • ค่าโดยสาร=運賃
  • รถไฟฟ้า=電車
  • ถูกกว่า=より安い
  • แพงกว่า=より高い


เหตุผลสำคัญข้อหนึ่งที่กระทรวงคมนาคม ระบุถึงในการพิจารณาสัญญาสัมปทานรถไฟฟ้า สายสีเขียวส่วนต่อขยาย คือ ค่าโดยสารที่เสนอให้การเก็บตามระยะทาง สูงสุดไม่เกิน 65 บาท (ไม่ใช่ 65 บาทตลอดสาย) เป็นอัตราค่าโดยสารที่ยังไม่เหมาะสม?????

  • เหตุผล=理由、原因
  • สำคัญ=重要な
  • กระทรวงคมนาคม=運輸省
  • ระบุ=言及する
  • การพิจารณา=検討
  • สัญญา=契約
  • สัมปทาน=譲歩する、コンセッション(政府の輸送機関を民間に運用させること)
  • สายสีเขียว=グリーンライン(*路線)
  • เสนอ=提案する
  • ระยะทาง=距離
  • ส่วนต่อขยาย=延長
  • อัตราค่าโดยสาร=運賃、賃率(อัตรา=率)
  • เหมาะสม=適切

運輸省がグリーンラインの延長のコンセッション契約を検討するのに重要な項目の1つは運賃です。運賃は距離に基づいて徴収される提案がされていますが、最高で65バーツ以下(全路線で65バーツはない)は、まだ適切な運賃ではないですよね?????

今回の記事(2022年2月16日 Thairath)は、運輸省が予定しているグリーンラインの民間への運用委託(コンセッション契約)実施において、その運賃設定を重要事項の1つとしており、距離に応じて計算されたという運賃が適切なのかを疑問を投げかけているという話です。

今回の記事は、Thairathの「バンコク – 交通ニュース部」(ฝ่ายข่าว กทม.-จราจร)が調査した結果を公表しています。

どの路線が安く、どの路線が高いのか?以下に各路線の比較の公表結果を記載します。

各路線の運賃比較(距離に応じた運賃)

1.BTSスカイトレイン(グリーンライン)(รถไฟฟ้าสายสีเขียว)
運営機関:BTS 出資100%(บีทีเอสลงทุน 100%)

  • 最大移動距離53 km
  • 運賃16〜65バーツ  *65バーツは運輸省が試算した価格
  • 1 kmあたりの平均1.23バーツ
  • 駅数60

2.MRTブルーライン(รถไฟฟ้าสายสีน้ำเงิน)
運営機関:MRTA出資79%、個人出資1%(รฟม. ลงทุน 79% เอกชน 21%)

  • 最大移動距離26 km
  • 運賃17〜42バーツ
  • 1 kmあたりの平均1.62バーツ
  • 駅数38

3.MRTパープルライン(รถไฟฟ้าสายสีม่วง )
 運営機関:MRTA出資100% (รฟม.ลงทุน 100%)

  • 最大移動距離23 km
  • 運賃は17〜42バーツ
  • 1 kmあたりの平均は1.83バーツ
  • 駅数23

4.エアポートレールリンク(รถไฟฟ้าแอร์พอร์ตเรลลิงก์)
 運営機関:SRT出資100% (รฟท. ลงทุน 100%)

  • 最大移動距離28 km
  • 運賃は15〜45バーツ
  • 1 kmあたりの平均は1.6バーツ
  • 駅数8

5.レッドライン(รถไฟฟ้าสายสีแดง)
 運営機関:SRT出資100% (รฟท. ลงทุน 100%)

  • 最大移動距離41 km
  • 運賃は12〜42バーツ
  • 1 kmあたりの平均は1.01バーツ
  • 駅数13

各路線の比較表

記事では以下の路線別の比較表(上記比較内容も含む)を掲載しており、その他に、現在の発行している定期券の種類、保有している車両の数、運行間隔などについても掲載しています。

【路線別比較表】
TrainList
【引用:https://www.thairath.co.th/news/local/bangkok/2317217 の記事画像】

運賃値上げの歴史

BTSスカイトレイン(グリーンライン)」は、過去22年間で料金を3回値上げしています。
*「モーチット=オンヌット(หมอชิต-อ่อนนุช)」間の路線と「シーロム=サパーンタクシン(สีลม-สะพานตากสิน)」間の路線についての価格推移です。

  • BTSスカイトレイン 1999年開業
  • 1回目 2007年 10-40バーツから15-40バーツ
  • 2回目 2013年 15-40バーツから15-42バーツ
  • 3回目 2017年 15-42バーツから16-44バーツ

*現在のBTSスカイラインの最長距離での最高運賃は59バーツです。

なお、20217年にバンコクが承認した限度価格は20-60バーツですが、BTSの運賃は常にそれより低い価格を設定しています。

記事では、これが今後65バーツとなることは適切ではなく、もっと値段を考慮すべきだと主張しています。

まとめ、感想

今回の記事では、特に各路線の運賃の順位をつけている訳ではありませんが、立地や利便性、乗客数なども考慮して、それぞれの路線で適切な運賃を付けて欲しいと思います。

もちろん、安いに越したことはありませんが。

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