「在タイ ウクライナ大使館 【ロシア】との戦闘に外国人を募集」義勇兵の給与はいくら?戦争に個人で参加は何のため? “สถานทูตยูเครนในไทย รับสมัครชาวต่างชาติร่วมรบ “รัสเซีย””

「在タイ ウクライナ大使館 【ロシア】との戦闘に外国人を募集」義勇兵の給与はいくら?戦争に個人で参加は何のため? “สถานทูตยูเครนในไทย รับสมัครชาวต่างชาติร่วมรบ “รัสเซีย””Politics
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【今回の役立つ単語】สถานทูตยูเครนในไทย=在タイ ウクライナ大使館、รับสมัคร=募集する

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「在タイ ウクライナ大使館 【ロシア】との戦闘に参加する外国人を募集」

“สถานทูตยูเครนในไทย รับสมัครชาวต่างชาติร่วมรบ “รัสเซีย””

  • สถานทูตยูเครนในไทย=在タイ ウクライナ大使館
  • รับสมัคร=募集する
  • ต่างชาติ=外国人
  • ร่วม=参加する
  • รบ=戦う(戦争に行く)
  • “รัสเซีย”=Russia


สถานทูตยูเครนประจำประเทศไทย ออกประกาศผ่านทางเฟซบุ๊ก เปิดรับสมัครชาวต่างชาติไปร่วมรบกับกองทัพรัสเซีย เบื้องต้นมีรายงานว่าผู้เดินทางต้องเสียค่าใช้จ่ายในการเดินทางเองราว 30,000 บาท ส่วนรายละเอียดอื่นๆ ยังไม่ชัดเจน

  • สถานทูตยูเครนประจำประเทศไทย=在タイ ウクライナ大使館
  • ออกประกาศ=発表を出す、掲載する
  • ผ่านทาง=経由して
  • เฟซบุ๊ก=Facebook
  • กองทัพ=軍
  • รายงานว่า=~と報告する
  • ผู้เดินทาง=旅行者
  • ราว=おおよそ
  • ส่วน=部分
  • รายละเอียด=詳細
  • อื่นๆ=その他
  • ชัดเจน=明確な、明らかな

在タイ ウクライナ大使館は ロシア軍との戦闘に参加する外国人の募集の発表をFacebookに投稿しました。 最初に旅行者は約30,000バーツの旅費を自分で払う必要があると報告されています。その他の詳細部分は明確ではありません。

今回の記事(2022年3月2日 ThaiPBS)は、在タイ ウクライナ大使館がFacebookを通じて、ロシアとの戦闘に参加する外国人を募集しているという話です。以下、記事に掲載されている内容のまとめです。

ウクライナ ゼレンスキー大統領の言葉

記事では、今回のFacebookの投稿の中で、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Senelsky) ウクライナ大統領は、世界の人々がウクライナでロシアとの戦闘に参加でき、これは2016年6月の大統領令により承認されていると伝えています。

この大統領令に従い、外国人もウクライナの領土防衛のためにウクライナ軍に参加して戦う権利を持てるとしています。

申請方法

申請方法については、在タイ ウクライナ大使館の防衛駐在武官(the Defense Attaché)まで問い合わせとのことで、連絡先は同サイトに掲載されています。

その他の情報について

記事では、投稿の中で最初のウクライナまでの渡航費 約1,000米ドル(約30,000バーツ)を自分で支払うことが書かれており、それ以外については不明確であるとしています。

また、Facebookの投稿とは別の追加情報として、入国については既にビザが必要ないとの情報があるとのことです。

【ニュース深堀り】

実際の在タイ ウクライナ大使館のFacebookの投稿を確認してみました。この投稿は 2022年2月27日15:27に既に掲載されているものです。

在タイ ウクライナ大使館のFacebookの投稿

投稿の主な内容は、ロシアのウクライナへの侵攻は1949年のジュネーブ条約を違反した戦争犯罪を行っていると非難し、ウクライナは祖国を守り、平和のために戦うとした上で、上記の通り外国人への参加を呼び掛けています。

文章の終わりには、”Give Peace a chance by protecting Ukraine and stopping the criminal invaders!” 「ウクライナを守り、犯罪的侵略者を止めることで平和に機会を(平和を我らに)!」と締めくくっています。

現在も投稿に対する返信がされており、中には申請をしてきたとの書き込みもあり、申請完了した際にもらった連絡用の紙を見せているものもありました。

Paper

返信投稿にある詳細情報

以下は2022年3月1日に返信された投稿1つで、実際に申請、または問い合わせした詳細な内容が記されていました。以下その要約です。 *公式情報ではないので注意!

Facebook

  • 既にタイでの申請者が1000人を超えている
  • 軍隊の経験者のみを必要としている
  • 渡航代は自分で用意しなければならない(15,000 – 20,000バーツ)
  • ビザは免除(渡航は1-2名で実施)
  • 最低限の英語の読み書きが必要
  • 月額の給与は最前線が100,000バーツ、支援部隊は30,000バーツ

この投稿では、9割がタイの兵隊経験者であるとし、志願者が多いために選ばれる人は限られるのではとしています。また、行けることになった人は頑張って欲しいと加えています。

志願兵「Q」氏へのインタビュー

同じくThai PBSの同日の記事(関連記事)で、ウクライナ大使館へ申請したタイで4-5年の軍隊経験がある「Q」氏とのインタービューを掲載しています。

「Q」氏によると以下のようになり、上記の投稿内容と同様の点もありますが、EU市民のオプションも加えれれています。 *公式情報ではないので注意!

  • ウクライナ軍に参加するとEU市民になる権利がもらえる
  • 1年間の戦いに参加する場合は、無償の福祉、宿泊施設が与えれる
  • 給与は月額約10万バーツ、死亡した場合の補償は約1,600万バーツ

「Q」氏の志願理由は、ロシアの侵略は間違っており、今日の世界では戦争は起きないはずだとしており、自ら参加して止める手助けをしたいとしています。

記事ではThai PBSとしてウクライナ大使館への義勇兵となった場合の処遇についての回答を求めていますが、まだ正式な回答はありません。また、上記の申請者に対しての正式な要請もまだない状況とのことです。


【引用動画:https://news.thaipbs.or.th/content/313235】(どうかんれn

まとめ、感想

日本でも同様に在日ウクライナ大使館から義勇兵の募集があり、元自衛官など約70名が志願し、外務省の要請で現在は募集記載は削除されているということが伝えられています。

タイではこの動きに対する政府の対応は出ていません。事態は急を要しているかもしてませんが、今後長期化するのか、どのくらいの被害が出るのかも分からない状況です。

平和のために命を懸けることも立派です。ただ、個人の責任で参加し、犠牲となる場合もある訳です。ウクライナから補償が出るにしても、自国でも自己責任で完結されてしまうのは、やはり少し違和感があります。

今回の在タイ ウクライナ大使館のFacebookのタイの人からの返信には、参加はできないけど義援金を贈るという書き込みもありました。同Facebookでは義援金のお願いが再度出ていました。戦争には人・物・金が大量に必要ですから。

今後のタイの義勇兵の動向は注目ですが、世界の国々が協調して歩み寄り、早く紛争が終結することを祈るばかりです。

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