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อย.ชี้ “กัญชา-กัญชง”ประชาชนปลูกได้ แต่ห้ามใช้นันทนาการ
- อย.=สำนักงานคณะกรรมการอาหารและยา=食品医薬品局(FDA)
- ชี้=示す
- กัญชา=大麻(マリファナ)
- กัญชง=麻
- ปลูก=植える、栽培する
- นันทนาการ=娯楽、嗜好
อย.ดันร่างพ.ร.บ.กัญชา กัญชง ห้ามใช้นันทนาการ ปลูกในครัวเรือนต้องจดแจ้ง หากใช้เชิงพาณิชย์ต้องขออนุญาต คาดปี 68 สร้างมูลค่าทางเศรษฐกิจกว่า 15,000 ล้านบาท
- ดัน=推し進める
- พ.ร.บ.=พระราชบัญญัติ=法
- ร่างพ.ร.บ.=法案
- ครัวเรือน=家庭
- หาก=もし
- พาณิชย์=商業
- ขออนุญาต =許可を求める(อนุญาต=許可)
- สร้าง=生み出す、建てる
- คาด=期待する
- มูลค่า=価格、価値
- ทางเศรษฐกิจ=経済的
FDAは「大麻・麻」法案として、嗜好としての使用禁止、家庭での栽培の場合の許可申請、および販売を目的とした場合の事前承認を推し進めています。2022年には150億バーツ以上の経済的価値を生み出すと期待されています。
今回の記事(2022年1月24日 17:22 ThaiPBS)は、タイFDA(食品医療品局)で検討を進めている、「大麻・麻」(กัญชา・กัญช)法案に関する主な内容についてです。
「大麻・麻」麻薬法の第5種からの除外
以前の記事の紹介(関連記事)でも取り上げていますが、FDAでは、現在の麻薬法の第5種(禁止薬物などの規則や罰則)から、「大麻・麻」の除外を進めています。
「大麻・麻」使用用途
現在「大麻・麻」は、ハーブ製品、衣料品、食品、化粧品、医療などで、その原料として使用することを認められています。これらの商業目的での使用は、事前に承認を得る必要があります。
「大麻・麻」個人での栽培
また、今後、個人で「大麻・麻」を栽培する場合、予め届け出をするか、同様に承認を得る必要があるとのことです。個人栽培の目的は、個人の健康管理のため、および健康商品の製造による収入増をもたらすものとしてます。
「大麻・麻」市場規模
最後に、この法案成立により、タイでの経済的価値は現在の6億バーツから5年以内に157億7千バーツになると見込まれています。
【ニュース深堀り】
前回の記事でも少し触れましたが、FDAのサイトでは、現状の許可申請の方法や使用上の注意について説明をしてます。
禁止事項
ネットでの販売、個人での売買は禁止となっており、基本的には医師による処方や、使用が許可された商品を購入することになります。
また、以下の様に使用上、特に注意すべき人のリストを掲載しています。
「大麻使用を注意すべき人」
日本では医療大麻も導入検討段階であるため、日本ではこんな注意書き見たことは有りませんが、内容は以下の通りです。
<特に注意すべき人>
- 妊婦・授乳者
- うつ病、双極性障害
- 薬物関連の精神病、統合失調症、自傷行為リスクのある人
- 血液凝固薬服用者
- 心血管疾患、肝臓病、腎臓病、重度疾患
- 大麻アレルギー
*「年齢制限」などは無いようです。
「オランダ首相の話」
大麻先進国のオランダについて、AFPさんのサイトでは、20218年オランダ首相がカナダ訪問時に、カナダの大麻解禁に触れ、カナダの高校生に「絶対に手を出すな」と助言したと伝えています。(関連記事)
まとめ、感想
今後、個人でも簡単に栽培できることになれば、今よりもずっと手に入りやすくなると思われます。もちろん、嗜好での使用は禁止のため、未成年の飲酒禁止のように、罰則などが制定されるかもしれません。
具体的にどのような取り締まりをするのか、想像がつきません。以前、タイでも麻薬地域の撲滅を実施していた時期がありましたが、今度はそれを合法化する動きです。
申請の許可や、販売時の価格・税金なども今後複雑になると思います。記事にあるような個人の利益にもなるものであれば良いですが、個人的には、最悪のシナリオもきちんと検討した上で、進めて欲しいと思います。
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