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“อย.แจง ญี่ปุ่นเรียกคืน “มันฝรั่ง” ผลิตส่งออก ไม่วางจำหน่ายในไทย”
- อย.=สำนักงานคณะกรรมการอาหารและยา=食品医薬品局(FDA)
- เรียกคืน=回収する
- มันฝรั่ง=じゃがいも
- ผลิต=生産する
- ส่งออก=輸出する
- จำหน่าย=販売する
อย.แจงญี่ปุ่นเรียกคืนมันฝรั่งทอดจากไทย หลังพบสารปนเปื้อน ยันไทยผลิตเพื่อส่งออกเท่านั้น ไม่มีวางจำหน่ายในประเทศ อย.ได้สุ่มตัวอย่างมันฝรั่งทอดกรอบในประเทศเพื่อส่งตรวจวิเคราะห์ พร้อมประสาน สสจ.พระนครศรีอยุธยา เพื่อตรวจสอบสถานที่ผลิต
- มันฝรั่งทอด=揚げたじゃがいも、フライドポテト(ここではポテトチップス)
- สารปนเปื้อน=汚染物質(สาร=物質、ปนเปื้อน=汚染されてた)
- ยัน=主張する、断言する
- สุ่มตัวอย่าง=サンプリング
- ตรวจ=検査する
- วิเคราะห์=分析する
- มันฝรั่งทอดกรอบ=ポテトチップス
- ประสาน=調整する
- สสจ.=สำนักงานสาธารณสุข=保険局
- พระนครศรีอยุธย=アユタヤ県
- ตรวจสอบ=検査する
- สถานที่ผลิต=生産現場
FDAは汚染物質が発見された後、ポテトチップスのリコールを日本に伝えました。また、タイで輸出用に生産されたもので、タイ国内では使用していないことも確認しました。FDAは国内での検査・分析のため、ポテトチップスのサンプリングを行い、アユタヤ県の保健局で生産現場の確認のため調整を行いました。
今回の記事(2022年1月28日 18:24 Thai PBS)は、先日2022年1月18日に、日本のジャパンフリトレー株式会社で、タイから輸入・販売しているポテトチップス「Lay’s Original」に、汚染物質「グリコアルカイド」が検出され、自主回収を行ったという件の、タイ側での対応についての話です。
*2022年1月18日の詳細は、タイランドハイパーリンクスさんの関連記事を参照ください。
「グリコアルカロイド」とは?接種可能な量は?
記事では、今回検出されたのは「グリコアルカロイド」のグループである「ソラニン」、「チャコニン」という天然の毒素であり、じゃがいもの皮、表面の傷や発芽した部分などに多く含まれていると伝えています。
また、一般の新鮮な果物にも「グリコアルカロイド」が1kgあたり約10~150mg程度含まれており、これが200mgを超えると、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などを引き起こし、重症の場合は神経への影響があるそうです。
「グリコアルカロイド」を取り除く方法、増やさないためには?
これらの物質は加熱調子しても減ることが無く、取り除くため方法は、皮、傷や発芽した部分を完全に取り除く必要があります。
さらに、「グリコアルカロイド」を増やさないためにも、5~8℃の暗くて乾燥した場所に保存し、発芽を抑える必要があるとのことです。
記事では最後に、この物質は苦みや渋みの原因ともなるため、そのような味のするじゃがいも製品は食べないようにし、製造元、生産日、賞味期間を確かめるように注意しています。
【ニュース深堀り】
「グリコアルカロイド」の研究
東京聖栄大学さんの論文にも、保存状況、特に日光に当たることで、発芽が促され「ソラニン」が生成されるとあります。詳しい内容はご興味のある方は関連記事のリンクをどうぞ。
まとめ、感想
今回のじゃがいもに含まれていた「グリコアルカロイド」についてですが、記事にあるように、収穫後の保存状態や保存場所により、芽が生え、この汚染物質も増えるとされています。
確かに、じゃがいもで料理する際は、芽の部分もしっかりえぐって取り除きますよね。
今回、輸出用のじゃがいもで検出ということで、国内では流通しないものとなっています。当然、輸出用なので、タイ国内でも厳重に管理されて、当然品質も良いものを使っていると想像しています。
あまり考えたくないですが、国内で販売されているポテトチップスに使用されているじゃがいもってどんなものなんでしょうね? もちろん、FDAで決められた基準値もあるので、大丈夫と思いますが、少し気になりました。
じゃがいも製品で、少しでも変な苦みや渋みのある感じがしたら要注意です。
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