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“ปิดคดี “แตงโม” 2 เดือนกับการค้นหาความจริง”
- ปิด=閉じる
- คดี=事件
- “แตงโม”=テンモー
- 2 เดือน=2か月
- การค้นหา=捜索、探す
- ความจริง=真実
2 เดือน ในการค้นหาความจริงคดีเสียชีวิตของ “แตงโม” น.ส.นิดา พัชรวีระพงษ์ ดาราสาว จากการตกเรือสปีตโบ๊ตในแม่น้ำเจ้าพระยา เมื่อวันที่ 24 เม.ย.2565 จนถึงขณะนี้ตำรวจยังให้น้ำหนักที่อุบัติเหตุ ไม่มีการทำร้ายกันบนเรือ และเตรียมแถลงปิดคดี ในวันที่ 26 เม.ย.นี้
- น.ส.นิดา พัชรวีระพงษ์=ニダ・パッチャラヴェラポンさん
- ดาราสาว=若い女優
- ตก=落ちる
- เรือสปีตโบ๊ต=スピードボート
- แม่น้ำเจ้าพระยา=チャオプラヤー川
- ตำรวจ=警察
- อุบัติเหตุ=事故
- การทำร้าย=暴行
- แถลง=表明する
2022年4月24日でチャオプラヤー川でスピードボートからの転落事故で女優のニダ・パッチャラヴェラポンさんが亡くなったことの真実を追求してちょうど2か月が経ちました。最後まで警察もこの事故に重点を置いてきました。船の上での暴行はありませんでした。 そして4月26日に事件の終結を発表する準備をしています。
今回の記事(2022年4月25日 ThaiPBS)は、2022年4月24日でちょうど「テンモー・ボート転落死事件」の発生からちょうど2か月の事件捜査の経緯をまとめ、4月26日に警察で事件の最終報告が発表される予定である伝えた話です。
*以下「参照記事」と過去の「関連記事」を補足として入れて解説しています。
「テンモー」ボート転落死事故の発生
2022年2月24日 女優「テンモー」を含む友人ら6人(男性3人、女性3人)はバーンスリムアン桟橋(ท่าจอดเรือบางศรีเมือง)から友人所有のスピードボートに乗り、同日午後10時40分ごろにボートから転落したと通報がありました。
同じ乗船者の証言では「テンモー」は用を足すためにボートの後部でへ行った際に川へ転落したとされており、場所はラマ7世橋に近いピブンソンクラーム埠頭(ท่าเรือพิบูลสงคราม)の付近とされています。
【地図:ピブンソンクラーム埠頭】
同船者
- 「テンモー」 “แตงโม”(本名:น.ส. ภัทรธิดา พัชรวีระพงษ์)
:人気女優(37歳) ボートから転落して死亡(死因は溺死)
- 「クラティック」 “กระติก”(本名:น.ส.อิจศรินทร์ จุฑาสุขสวัสดิ์)
:「テンモー」のパーソナルマネージャー、元モデル
- 「ポー」 “ปอ”(本名:นายตนุภัทร เลิศทวีวิทย์)
:自動車輸入業、実業家。スピードボートを運転
- 「ロバート」 “โรเบิร์ต”(本名:นายไพบูลย์ ตรีกาญจนานันท์ )
:スオンラインビジネス、実業家。スピードボートを運転(事故発生時)
- 「ジョブ」 “จ๊อบ”(本名:นายทัศน์ กีรติสุทธิสาธร)
:理髪店などを経営、実業家。
- 「セン」 “แซน”(本名:นายวิศาพัช มโนมัยรัตน์)
:「クラティック」の友人(35歳)、事業家、見た目女性ですが男
「テンモー」の遺体発見
捜索の結果2022年2月26日の午後1時10分、事故現場近くの浮き桟橋の前で遺体で発見されました。転落して捜索が開始されてから36時間後です。
*発見時の様子の記事はこちらからそうぞ。
証言と捜査
ボートの同乗者からの証言では「テンモー」は用を足すためにボートの後部でへ行った際に川へ転落したとされています。
警察では乗っていたボートを押収し証拠の収集、監視カメラの映像、法医研究所での2回の解剖の依頼して状況の証拠を整理しました。
*今回の操作では嘘発見器も投入され同船者の尋問が繰り返し行われました。
母親「パニダー夫人」
「テンモー」の母親である「パニダー夫人」(นางพนิดา ศิริยุทธโยธิน)は事件後、メディアへ登場して同船者からの謝罪の様子や
*「パニダー夫人」は当初「ポー」「ローバート」に対して金銭を要求し批判を受けていました。
同船者5人全員を起訴
「パニダー夫人」は当初の弁護士を新しく変え、最終的に2022年4月4日に警察は同船者5人を以下の罪で起訴しました。
【5人への起訴内容 2022年4月4日時点】
- 「クラティック」:偽証罪、証拠隠滅
- 「ポー」:未納税でのボート使用、無免許免運転、過失致死、証拠隠滅
→ 3月16日に出家 - 「ロバート」:未納税でのボート使用、無免許運転、過失致死、偽証罪、証拠隠滅
→ 3月16日に出家 - 「ジョブ」:偽証罪、証拠隠滅
- 「セン」:過失致死 → 4月2日逮捕
「テンモー」葬儀・追悼式
2022年3月11日-13日に「テンモー」の葬儀が執り行われ、2022年3月11日には追悼式は2時間のライブ映像として配信されました。
「ポンティップ医師」の参加
「パニダー夫人」夫人の人権委員への再検死の依頼により、予定していた「テンモー」の火葬を急遽取り止めることとなりました。
「テンモー」の足には不可解な傷があり、法医学研究所の元所長でタイで有名な「ポンティップ医師」(พญ.คุณหญิงพรทิพย์ โรจน์สุนันท์)が参加し、再度検死が実施されました。
しかし2022年3月21日、検死の結果は最初のものとの違いはなく、他殺などの新たな証拠は明らかになりませんでした。
慎重な捜査の要因
今回の事件は多くの人が注目しており警察では慎重に捜査を進め、そのため捜査が長期化したと言われています。
2022年3月28日、「モンコンキット氏」(นายมงคลกิตติ์)は国会議員で「テンモー」発見時の儀式を実施した一人であり、この日に新たな監視カメラの映像の提供などで度々メディアで事件について語り、世間への関心を促しました。
監視カメラの映像と警察への告発
2022年4月20日に「アチャリヤ氏」(นายอัจฉริยะ เรืองรัตนพงศ์)は犯罪被害者支援クラブの会長であり、独自の監視カメラの映像解析と調査で事件を「殺人事件」と断定するプレゼンを行い、ノンタブリー警察署を捜査怠慢として告発を行いました。
警察では捜査は終了しており、これ以上の捜査は行わないとしています。
捜査終了・最終発表
2022年4月20日、警察側では2022年4月26日に2か月に及ぶ捜査の結果を発表し、今回の事件を終結させると発表しました。
感想、まとめ
若い女優「テンモー」がスピードボートの後方で用を足しに行って転落・溺死という不可解な事件について、現在のところ警察では事故と結論付けています。
2020年4月26日中に最終発表がされますが、恐らく内容としては変わらないと思われ、今後、違反金の支払いや裁判が行われて刑が確定されていくと思われます。
現在母親の「パニダー夫人」は当初の勢いはなく、既に加害者との話がついているのか、または警察の最終発表後に何らかの対応をするのかは分かりません。
今回ボートの上の密室であったことで色々と憶測を呼ぶことになりましたが、最終的に用を足しに行った事故となれば、「テンモー」さんにとってはなんとも不名誉な話です。
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