「愛の航海! ベトナム人の若者はゴムボートを漕ぎ アンダマン海を横断してインドへ」純愛か天然か?無謀な挑戦の結末はやはり… “ล่องเรือหารัก! หนุ่มเวียดนามพายเรือยางข้ามอันดามันไปอินเดีย”

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【今回の役立つ単語】เวียดนาม=Vietnam、เรือยาง=ゴムボート

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「愛の航海! ベトナム人の若者はゴムボートを漕ぎ アンダマン海を横断してインドへ」

“ล่องเรือหารัก! หนุ่มเวียดนามพายเรือยางข้ามอันดามันไปอินเดีย”

  • ล่องเรือ=船に乗る
  • หารัก!=愛を求め
  • หนุ่ม=若い男、若者
  • เวียดนาม=Vietnam
  • พาย=漕ぐ
  • เรือยาง=ゴムボート
  • ข้าม=渡る
  • อันดามัน=アンダマン海
  • อินเดีย=India


กองทัพเรือภาคที่ 3 เข้าช่วยเหลือชายชาวเวียดนาม พายเรือยางเป่าลมกลางทะเลอันดามัน เพื่อไปหาภรรยาที่ประเทศอินเดีย หลังจากต้องห่างกันเพราะสถานการณ์ COVID-19

  • กองทัพเรือภาคที่ 3=タイ王国海軍第3地区
  • ช่วยเหลือ=助ける
  • ชายชาวเวียดนาม=ベトナム人の男
  • เป่าลม=漂う
  • กลาง=真ん中
  • ทะเลอันดามัน=アンダマン海
  • เพื่อ=のために
  • ไปหา=探しに行く
  • ภรรยา=妻
  • ประเทศอินเดีย=インド
  • หลังจาก=の後で
  • ห่างกัน=離れ離れ
  • เพราะ=のため
  • สถานการณ์=状況

タイ王国海軍第3地区はアンダマン海の真ん中で漂流していたベトナム人の男を救助しました。Covid-19の状況により離れ離れになったインドにいる妻に会に行くために。

今回の記事(2022年3月24日 ThaiPBS)は、ベトナム人の男性がインドにいる妻に会いに行いくため、タイからゴムボートを漕いで約2,000km離れたインドに向かっているところをタイ海軍の船に救助されたという話です。

アンダマン海上でのベトナム人男性の発見

2022年3月23日パンガー県の海岸から約80kmの沖合のシミラン諸島の西側の海上で漂流しているゴムボートを漁船が発見し、タイ王国海軍第3地区の船が出動して確認を行いました。

ゴムボートにはベトナム人の男性(37歳)が乗っており、ボートの中にスーツケースの持ち物とインスタントラーメンが10袋に残り僅かな飲料水しかありまえせんでした。

【画像:実際に使用されたゴムボート】
Boat
【引用画像:https://news.thaipbs.or.th/content/313921】

妻に会うためインドを目指す

ベトナム男性はムンバイに住む男性の妻に会うために今回の無謀な計画を考え実行しました。男性は2年前にインドの女性と結婚し、その後Covid-19の蔓延のために会うことができず、離れ離れとなっていました。

インドを目指した足取り

ベトナム男性は2022年3月2日にベトナムからタイのスワンナプーム空港に到着しました。しかし、インドへのビザが無いため、バンコクから車でプーケット県に入りました。

プーケットでゴムボートと食料・飲料水を調達し、2022年3月5日にプーケットの海岸からゴムボートを漕ぎ始めました。プーケットからインドのムンバイまでは直線距離で2,016kmの距離があります。

Andaman
【引用画像:https://news.thaipbs.or.th/content/313921】

そして…

男性はプーケットを出発した3月5日から発見される3月23日までの18日間ゴムボートを漕いで漂流し、パンガーから沖合い約80kmのところで運よく漁船に発見されてタイ海軍に救助されました。

インドのムンバイまでは残り1,936km まだ全体の4%しか進んでいません。また情報では男性はGPSもコンパスもない状態でボートを漕いでいたとのことです。

また、男性は英語・タイ語も話せず、救助された際には電話での通訳を介して会話することしかできませんでした。

以下タイ海軍第3地区(ทัพเรือภาคที่ ๓)のFacebookに投稿されている男性が漂流から救助された際の映像です。

*救助されて陸上に戻った後で食事をとる動画もアップされており、健康状態は問題なさそうですが、海上を漂流していたため顔など日焼けの跡がかなり酷い状況です。

まとめ、感想

今回あまりにも無謀な計画に見えます。他に方法は思いつかなかったのでしょうか?なぜそのような判断になったのか是非ご本人に聞いてみたいものです。

インドの奥さんはこれを聞いたら「惚れ直す」または「呆れる」のどちらなのでしょうね。

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