「世界中に悪名轟く！海外メディアが【タイ・リーグ３】で相手選手をムエタイの肘打ちで攻撃と報じる」顔面にキレのある肘打ちがヒット！その結末は？（動画あり） “ฉาวไกลไปทั่วโลก! สื่อนอกตีข่าว “แข้งไทยลีก 3″ ทำร้ายคู่แข่งด้วยศอกมวยไทย”

今回の記事（2022年3月14日 Sanook.com）は、2022年3月13日、タイのサッカーリーグ「タイ・リーグ３」でバンコクFCのイサレット選手がノースバンコク大学のスパサン選手をムエタイの肘打ちをお見舞いした事件が、有名な海外メディアに取り上げたことを恥じている話です。

試合と事件について

今回の事件はタイのサッカーリーグ「タイ・リーグ３」のチャンピオンズリーグの最初のラウンド　ノースバンコク大学ランシット校で行われた「バンコクFC 対 ノースバンコク大学」の試合中に起きました。

今回ホームのノースバンコク大学のスパサン選手がバンコクFCのイサレット選手の足を2回蹴ったことにイサレット選手が逆上し、そのまま肘打ちを食らわせたということです。

肘打ちを食らったスパサン選手は病院に運ばれ24針を縫う怪我となりました。

【動画：肘打ちの瞬間】

【引用動画：https://www.sanook.com/sport/1357746/　同サイトより】
＊見出し画像も同サイトより引用

英国「THE SUN」紙での取り上げられる

この事件は英国の「THE SUN」紙でも取り上げられ、以下のような見出しで掲載され、動画・写真付きで詳しく解説しています。（関連記事）

”Shocking moment footballer FLOORS opponent with Muay Thai elbow in final act for his club before he is sacked”
（ショック！サッカー選手はクラブを追い出される前に、ムエタイの肘打ちで相手を攻撃）

Sanookの記事では全世界のサッカーファンにこの事件が紹介されてしまったと嘆いています。

バンコクFCの対応

バンコクFCでは同日に「ピッチ上での暴力の使用はいかなる形でも、スポーツマンシップに反する行為であり、支持しない立場を取っている」とし、イサレット選手とクラブとの契約解除を発表しています。

また、二度と同様の事件が起きないよう最善を尽くすとしています。

【バンコクFCのFacebookでの事件に関する謝罪と解雇の発表】

【ニュース深堀り】

イサレット選手のFacebook

事件の同日にイサレット選手のFacebookでも、彼自身での事件に対する相手チームへの謝罪と応援してくれているサポーターへの謝罪をしています。

この投稿上に返信されているコメントには「สู้ๆ  (頑張って！)」との励ましの言葉が多く見られましたが、時すでに遅しです。

まとめ、感想

イサレット選手のFacebookでは大学を2012年卒業となっていますので、現在32歳ぐらいでしょうか。スポーツ選手が暴力を使用した場合どうなるかは当然知っていたかと思います。

タイの方の性格は切れやすいとよく言われていますが、何事もカッとらならず一度深呼吸してから行動して欲しいと思います。