「施行日は2023年6月1日!旅行者から タイ入国料 150 – 300バーツを徴収」タイ労働許可証保持者、2歳未満は免除 “ดีเดย์ 1 มิ.ย. นี้! เก็บค่าเหยียบแผ่นดินนักท่องเที่ยว 150-300 บาท”

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【今回の役立つ単語】
ค่าเหยียบแผ่นดิน=入国料、นักท่องเที่ยวต่างชาติ=外国人旅行者

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「施行日は 2023年6月1日!旅行者から タイ入国料 150 – 300バーツを徴収」

“ดีเดย์ 1 มิ.ย. นี้! เก็บค่าเหยียบแผ่นดินนักท่องเที่ยว 150-300 บาท”

  • ดีเดย์=D-DAY 施行日
  • 1 มิ.ย. นี้=今年6月1日 มิ.ย. = มิถุนายน
  • เก็บ=徴収する
  • ค่าเหยียบแผ่นดิน=入国料
  • นักท่องเที่ยว=旅行者
  • 150-300 บาท=150-300バーツ


ครม. ไฟเขียวเก็บ ค่าเหยียบแผ่นดิน จากนักท่องเที่ยวต่างชาติที่เดินทางเข้าไทย 150-300 บาท คาดเริ่ม 1 มิ.ย. 66

  • ครม. =内閣(คณะรัฐมนตรีไทย)
  • ไฟเขียว=青信号、承認する
  • นักท่องเที่ยวต่างชาติ=外国人旅行者
  • เดินทาง=旅行
  • คาด=予想する

タイ内閣はタイへ入国する外国人観光客から「入国料」150 – 300バーツの徴収に青信号。2023年6月1日より開始予定。

今回の記事(2023年2月15日 Sanook.com)では、2023年6月1日よりタイへ入国する外国人観光者に対して1人当たり150 – 300バーツの「入国料」の徴収を開始し、その資金をタイ観光資源開発および旅行者への保険として活用すると発表したという話です。

タイ「入国料」の徴収

2023年2月15日 観光・スポーツ省 大臣のピファット氏(นายพิพัฒน์ รัชกิจประการ)は 2023年6月1日よりタイに入国する外国人旅行者から「入国料」”ค่าเหยียบแผ่นดิน” 150-300バーツを徴収することがタイ内閣で承認されたと発表しました。

正式には今回の「入国料」の施行はタイ官報で発表された日から90日後となります。

「入国料」料金と対象者

入国料」はタイに入国する外国人観光客から徴収され料金は入国方法により異なります。

  • 空路:300バーツ
    → 航空運賃による徴収
  • 陸路・水路:150バーツ
    → ウェブサイトまたはモバイルアプリによる徴収

なお、以下の外国人は徴収対象外となります。

  • 外交、領事、公務目的の旅券(Diplomatic、Official Passport)保持者
  • タイ就労許可証(Work Permit)保持者
  • タイ労働省で特別に就労許可されたレター保持者
  • タイの乗り継ぎの乗客(Transit Passenger)
  • 2歳未満の乳幼児
  • 国家観光政策委員会の取締役会(คณะกรรมการ ท.ท.ช.) で定めたその他の人物

「入国料」の徴収対象外者の免除方法についての具体的な記述はありません。

「入国料」の利用目的

今回の徴収される「入国料」はタイの観光資源の開発およびその維持と管理タイ観光のマーケティング、また外国人旅行者向けの保険として活用すると発表しています。

また「入国料」は旅行者を助けるための障害保険の役割を持ち、タイで死亡した際の本国への遺体輸送も含めた世界で初めての基金であることを強調しています。

以前よりタイでは観光資源の整備や医療費負担などで年間3億から4億バーツの国家予算が費やされており、安全な観光を行うための公共施設の整備費用も併せ、今回の「入国料」を充てるとしています。

【ニュース深堀り】

日本の出国税

日本では2018年から「出国税」(通称:SAYONARA TAX)が外国人・日本人を問わず1,000円の出国税が現在徴収されています。(2歳未満、特別な免除対象者以外)

これとは別にどの国でも空港サービス施設利用料や保安料が同様に航空券代に含まれています。

タイでは現在 国際線では「空港利用料」700Bが航空券代に含まれており、今回の「入国料」と併せて1,000Bが徴収されることになります。

まとめ、感想

2023年6月1日からのタイの「入国料」が内閣で承認され、空路300バーツ、陸路・水路150バーツが徴収されます。昨年2022年初頭に2022年の4月に「入国料」の徴収が検討されましたが導入は見送られ、今年は満を持しての施行となります。

徴収する「入国料」はタイ観光資源の整備・保全、および外国人旅行者への保険として運用されると発表されており、この「入国料」は世界初の外国人旅行者を支援するための基金であるとしています。

「入国料」の徴収方法や徴収対象外のケースの免除方法がまだ不明確な部分もあり、今後発表される具体的な対応について引き続き確認が必要です。

TATでは2023年の1年間にタイへの外国人旅行者数を2,500万人と試算して、「入国料」はタイにかなりの収益をもたらすと思います。しっかり旅行者へ還元できるような体制作りをお願いしたいです。

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