「【バンコク都知事選】投票前に知るべきことをアドバイス  違反による罰則を強調」タイ投票時の注意・罰則まとめ、外国人も選挙日に注意すべきことは? “แนะข้อควรรู้ ก่อนไปใช้สิทธิ “เลือกตั้งผู้ว่าฯ กทม.” ย้ำข้อห้าม หากฝ่าฝืนมีโทษ”

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【今回の役立つ単語】ฝ่าฝืน=違反する、โทษ=罰

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「【バンコク都知事選】権利行使前に知るべきことをアドバイス  違反による罰則を強調」

“แนะข้อควรรู้ ก่อนไปใช้สิทธิ “เลือกตั้งผู้ว่าฯ กทม.” ย้ำข้อห้าม หากฝ่าฝืนมีโทษ”

  • แนะ=アドバイス
  • ข้อ=項目
  • ควร=べき
  • ใช้สิทธิ=権利の行使(สิทธิ=権利)
  • “เลือกตั้งผู้ว่าฯ กทม.”=バンコク都知事選
  • ย้ำ=繰り返す、強調する
  • ข้อห้าม=禁止事項
  • หาก=もし
  • ฝ่าฝืน=従わない、違反する
  • โทษ=罰


・เช็กคุณสมบัติของผู้มีสิทธิเลือกตั้ง “ผู้ว่าราชการกรุงเทพมหานคร” และ “สมาชิกสภากรุงเทพมหานคร”
・เปิดหมายเลขและรายชื่อ “ผู้สมัครผู้ว่าฯ กทม.”
・เปิดข้อห้ามความผิดเกี่ยวกับเลือกตั้ง หากฝ่าฝืนมีโทษทั้งจำทั้งปรับ

  • เช็ก=Check
  • สมบัติ=財産、所有物
  • ผู้มีสิทธิเลือกตั้ง=有権者
  • “ผู้ว่าราชการกรุงเทพมหานคร”=バンコク都都知事
  • “สมาชิกสภากรุงเทพมหานคร”=バンコク都議会議員
  • หมายเลข=番号
  • รายชื่อ=リスト
  • “ผู้สมัครผู้ว่าฯ กทม.”=バンコク都知事候補
  • ข้อห้าม=違反
  • ความผิด=禁止
  • เกี่ยวกับ=関係する
  • เลือกตั้ง=選挙
  • โทษทั้งจำทั้งปรับ=懲役と罰金の両方の罪

・「バンコク都知事」「バンコク都議会議員」の有権者資格を確認
・「バンコク都知事候補」の番号とリストを確認
・選挙違反事項を確認。もし違反した場合は懲役と罰金の両方。

今回の記事(2022年5月3日 Thairath)は、2022年5月22日に迫った「バンコク都知事選」「バンコク都議会議員選」での投票時の有権者への確認事項と違反事項についてまとめた話です。


【画像引用:https://www.thairath.co.th/news/politic/2370897】
*見出し画像も同サイトより引用

「バンコク都知事選」について

2022年5月22日に実施される「バンコク都知事選」は今回で11回目を迎え、17番目のバンコク都知事を決める選挙です。今回の候補者は今まで最多の31人です。(過去最多は1996年の29人)

バンコク都知事選」は1975年に最初に選挙が実施され、最近では2013年に実施されスクンパン氏(ม.ร.ว.สุขุมพันธุ์ บริพัตร)がバンコク都知事に選ばれています。

*それ以降 2014年のクーデターにより2015年からアサウィン氏(พล.ต.อ.อัศวิน ขวัญเมือง)が現政府より知事に任命されました。現在は今回の都知事選出馬のため知事を辞任しています。

*知事は選挙でなく任命される事があるため、選挙の数より都知事の人数の方が多くなっています。

「バンコク都知事選」「バンコク都議会議員選」

バンコク都知事」「バンコク都議会議員」は国民から直接選出されます。

・「バンコク都知事」は選挙により1名が選出
任期:1期4年で連続2期まで。任期終了4年後に再選可能。

・「バンコク都議会議員」は50の選挙区ごとに1名が選出
任期:4年

有権者の資格

  • タイ国籍を有する者、またタイに帰化して5年以上の者
  • 選挙日で18歳以上であること
  • 選挙日までその選挙区に1年継続的に居住登録証(ทะเบียนบ้าน)があること

選挙権の行使が禁じられている人

  • 僧侶、修行僧、聖職者または司祭(เป็นภิกษุ, สามเณร, นักพรต หรือนักบวช)
  • 事件判決が出たまたは出ていない場合で選挙権が取り消されている人
  • 裁判所の令状または法的に拘留されている人
  • 精神異常または精神障害者
  • 地方自治体の法律で規定されているその他の特性を有する人

IDカード・身分証明書の準備

  • IDカード บัตรประจำตัวประชาชน(期限切れも使用可能)
  • 政府の身分証明書またはその他の証明書(政府公認の身分証明書、運転免許証、パスポート)

有権者の準備

1.投票者リストの確認

  • 選挙日の25日前からバンコク都または地区投票事務所にて確認
  • 15日前に有権者へのお知らせから名前を確認して下さい。

2.名前の追加と削除

  • 有権者リストに名前が無い、または実際に共住していない人の名前があり場合、選挙日の10日前までに登録の変更を申請して下さい。(住居登録書・IDカード―のコピー、その他政府発行の身分証明書を持参)

投票までの手順

1.投票者名簿の名前を確認する(投票時間は午前8時から午後5時まで

2.IDカード(期限切れも使用可)、政府発行の身分証明の提示して名簿に署名または捺印

3.投票用を受け取り、投票用紙の半券にに署名または捺印。
投票用紙は2枚「地方行政選挙カード」 “บัตรเลือกตั้งผู้บริหารท้องถิ่น” 「地方議会議員選挙カード」”บัตรเลือกตั้งสมาชิกสภาท้องถิ่น”を受け取る

4.投票ブースで投票用紙に十字マーク(X)を記入
-「地方行政選挙カード」には候補者を1名選択
-「地方議会議員選挙カード」候補者を各選挙区の選択数を超えない範囲で選択
候補者を選択したくない場合は、候補者を選択しないボックスへ十字(X)を入れる
‐ 次に投票用紙を折りたたむ

5.折りたたんだ投票用紙を指定の投票箱へ入れる

【画像:投票用紙、投票ブース】

【画像引用:https://www.thairath.co.th/news/politic/2370897】

有権者の選挙違反事項

1.投票者が受け取った投票用紙以外の用紙で投票した場合
罰則:1年から10年の懲役、または20,000バーツから200,000バーツの罰金、あるいはその両方。裁判所は20年間の投票権の取り消しを命じる。

2.投票用紙に投票マーク以外に意図的に印を付けた場合
罰則:5年以下の懲役または100,000バーツ以下の罰金、あるいはその両方。裁判所は10年間その人に投票する権利の取り消しを命じる。

3.投票中にデバイスを使用した場合、任意のデバイスで投票用紙の写真を撮る
罰則:1年以下の懲役または20,000バーツ以下の罰金、あるいはその両方。

4.他の人に投票箱に入れさせた場合
罰則:1年から10年の懲役、または20,000から200,000バーツの罰金、あるいはその両方。裁判所は20年間その人に投票する権利の取り消しを命じる。

5.有権者は投票用紙を他の人に見せた場合
罰則:1年以下の懲役または20,000バーツ以下の罰金、あるいはその両方。

6.選挙日の前日の午後6時から選挙当日の午後6時まで選挙区であらゆる種類の酒類の販売、配布または提供した場合
罰則: 6か月以下の懲役または10,000バーツ以下の罰金、あるいはその両方。

7.選挙の結果について賭け事をしたり手配した場合
罰則:1年から5年の懲役、または20,000から100,000バーツの罰金、あるいはその両方。裁判所は10年間の投票権の取り消しを命じ、主催者の選挙に立候補する権利を取り消す。

候補者の選挙違反事項

候補者が上記の違反を行った場合は、1年から10年の懲役、または20,000バーツから200,000バーツの罰金、あるいはその両方、そして裁判所はその候補者の選挙に立候補する権利の取り消しを命じます。

まとめ、感想

今回の記事では有権者の投票時の規則や罰則について取り上げていますが、日本と比較してタイでは「僧侶」には選挙に立候補したり、投票をするなどの参政権がないのはタイならではです。

また選挙の前日の5月21日(土)午後6時から選挙当日の5月22日(日)午後6時までは酒類の販売・提供がされなくなりますのでご注意ください。

各候補者の選挙活動も大詰めです。タイの有権者の方たちもより良いバンコクのためルールに従い清き一票をお願いします。

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