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“ปิดยอด 7 วันอันตราย สงกรานต์ 2566 เมาขับ 8,575 คดี กทม.ครองแชมป์”
- ปิด=閉める
- ยอด=合計
- อันตราย=危険
- สงกรานต์=ソンクラーン(タイ旧正月)
- เมาขับ=飲酒運転(เมา=酔う、ขับ=運転)
- 8,575 คดี=8,575件 *事故の数
- กทม.=กรุงเทพมหานคร=クルンテープマハーナコーン(バンコク)
- ครอง=独占する、支配する
- แชมป์=Champ チャンピオン
อธิบดีกรมคุมประพฤติ เผยยอดสะสมคดีเมาขับ ช่วง 7 วันอันตราย สงกรานต์ 2566 มีจำนวน 8,575 คดี เพิ่มขึ้นจากปีที่ผ่านมา 1,434 คดี คิดเป็นร้อยละ 20.08 กทม.ครองแชมป์ 530 คดี ตามมาด้วยร้อยเอ็ด 473 คดี
- อธิบดี=局長
- กรมคุมประพฤติ=保護観察局(Department of probation)
- เผย=明らかにする
- ยอดสะสม=累計
- ช่วง 7 วัน=7日の間
- จำนวน=量、数
- เพิ่มขึ้น=増加する
- ปีที่ผ่านมา=去年
- คิดเป็น=として考え
- ร้อยละ 20.08= 20.08%
- ตามมาด้วย=次に
- ร้อยเอ็ด=ローイエット県
保護観察局長は 2023年ソンクラーンの危険な7日間の累積飲酒運転件数が8,575件となり 前年より1,434件増加し、バンコクが530件 20.08%を占めて王者に君臨、次いでローイエット県が473件と明らかにしました。
今回の記事(2023年4月19日 Thairath)は、毎年恒例となっている 交通事故が多発するソンクラーン休みの7日間において保護観察局から保護観察件数の集計結果が公表されたという話です。
2023年ソンクラーン 危険な7日間の保護観察件数
2023年4月18日 保護観察局(Department of probation)の局長ウィーラキット氏(นายวีระกิตติ์ หาญปริพรรณ์)は 2023年ソンクラーン休みの期間(4月11日~4月17日)の保護観察件数を以下のように発表しました。
この結果は全国の保護観察所のスタッフとボランティアスタッフ等を合わせた合計12,636人による確認の結果です。
<2023年4月11日~4月17日の保護観察件数とその内訳>
累計件数 8,869件 (昨年 7,925件)
- 飲酒運転 8,575件 96.69% (昨年 7,141件)
- 無謀運転 23件 0.26%
- スピード違反 1件 0.01%
- 薬物運転 270件 3.04% (昨年 765件)
<保護観察件数が多かった3県>
- バンコク 522 件
- ローイエット 473 件
- チェンマイ 458 件
【ニュース深堀り】
交通事故防止・軽減センターの発表
2023年4月18日 交通事故防止・軽減センター(ศูนย์อำนวยการป้องกันและลดอุบัติเหตุ)でも 2023年4月11日~17日の危険な7日間の交通事故件数、死傷者数を発表しています。
<2023年4月11日~4月17日の交通事故発生件数とその内訳>
- 交通事故発生件数:2,203件(昨年 1,917件 +14.92)
- 死亡者数: 264人(昨年 278人 -5.04%)
*過去3年の平均からは15%の減少 - 負傷者数:2,208人(昨年 1,869人 +18.14%)
*過去3年の平均からは13%の減少
– - 死亡者数が最も多かった県:バンコク 22人
- 負傷者数が最も多かった県:ナコーンシータマラート県 70人
- 交通事故死亡者なしの県 :パッタルン県、パンガー県
【画像:2023年 ソンクラーン祭り 7日間交通事故状況の集計結果】
事故原因について
【交通事故原因 Top3】
- 速度超過 38.22% (昨年 36.67%)
- 飲酒運転 23.97% (昨年27.23%)
- 前方不注意・車間距離不足 17.57% (昨年 17.63%)
【交通事故車両 Top3】
- オートバイ 80.46% (昨年 82.01%)
- ピックアップトラック 7.43% (昨年 7.05%)
- 乗用車 3.85% (昨年 2.96%)
*昨年2022年ソンクラーン 危険な7日間の集計結果は以下からどうぞ。
まとめ、感想
今年タイではCovid-19の規制も無くなり、ソンクラーン期間中の帰省や国内旅行の人々による移動がコロナ前のように戻ってきました。今年は昨年2022年の交通事故件数と比べて事故件数、負傷者数は増加となりましたが、死亡者数は減少という結果になりました。
事故の種類ではオートバイでの事故が全体の8割を超え、事故原因も速度超過、飲酒運転による事故の割合が高く、タイでは依然としてオートバイでの負傷・死亡事故が多いことが分かります。
日本の警視庁発表の2022年交通死亡者数が2,610人であることを見ると、タイの7日間で死亡者数 264人は決して少なくはありません。タイにおける交通事故の多さは運転モラルの低さも原因の1つと考えられ、速度超過や飲酒運転などの危険な行為により多くの人々が交通事故で亡くなっています。
状況を改善するためには 安全教育・運転技術の向上や違反者への罰則の強化が必要と思われます。運転者自身だけでなく、他の運転者や歩行者への安全も心ががけた運転をお願いしたいところです。
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